OKRとは
温泉と真剣に向き合う
温泉を楽しみ、もっと好きになる
温泉はメンバー同士のコミュニケーションの場でもあります
東京大学温泉サークルOKR(おける)は、現在東京大学の学生を中心に、お茶の水、青山、法政、筑波など47人のメンバーで活動しています。
普段は月2回ほど東京近郊の日帰り温泉や銭湯を巡っています。夏・冬の長期休みには合宿を行い、全国の名湯・秘湯を訪れます。また、年に数回のミーティングがあります。


温泉好きの輪を広げる
大好きな温泉の魅力をOKRの輪の外にいる人にも伝えます
Webメディアで温泉の紹介記事を書いたり、温泉地や旅館とタイアップしてもっと温泉に行きたくなるような企画を立案・実行したりしています。
代表挨拶

東京大学文学部3年 齋藤颯也
個人的に「温泉を知る」という行為には2つあると思っています。
1つが「情報として知る」ということ、もう1つが「経験的に知る」ということになると思います。前者は雑誌であれテレビであれSNSであれ、何かを介して「その温泉の知識を得る」ことを指し、後者は「実際にその温泉地に赴く」ことを指すと考えています。自分の経験則になりますが、この2つの「知る」の間にはかなり大きな差があると思っています。
その理由は単純で「温泉には人がいるから」だと思います。「温泉に人がいる」となると、今は難しい時代ですが、温泉で湯船に浸かりながら友人と談笑することを連想する人は多いと思います。もちろんそれも温泉の素晴らしいポイントですが、僕がここで述べたいのはそうした会話ができるという点に限らず、会話をしなくとも「ただそこに人がいる」ということがそれだけで経験的に特別なものになるということです。
親と一緒に湯船から上がるまでの数を数えている子供や、かなり熱いお湯に平然とした顔で入っている地元の方とは対照的にその暑さに慄いている観光客の人などなど、現地の温泉には様々な方々がいます。ただ、実際に温泉地へ行ってみても、そうした人たちと言葉を交わす機会はあまりないかもしれません。それでも、「ただそこに人がいる」だけで現地には独特の空気感が漂っていることがあります。その空気感は温泉という場所で実感する人々の生活や温泉を軸に存在する社会の一端のようにも思われます。そうした形容し難い雰囲気は「情報として知る」だけではなかなか感じることができないように思えますし、またこの感覚は個人によって異なるような主観的なものでもあるので、いくら温泉の情報を手に入れてもわからないように思えます。
このように、温泉という場に実際に赴くことで見えてくる人々の生活や温泉を軸とした社会が垣間見えるような空気を体感することを「温泉を<知る>」と指したいと思います。そう考えると、ここ数年は情勢も相まって温泉を知ることはあっても温泉を<知る>ことは難しくなってしまったように思えます。しかしながら、そうした状況だからこそOKRの存在意義があるように思えます。
日本にある温泉地と「真剣に向き合って」、その情報発信を行い、「温泉好きの輪を広げ」ていくOKRの活動が、いろいろな温泉地を多くの人に<知って>もらい、今の時代に蔓延する閉塞感を打ち払う一助になる事を信じて、活動して行ければと思います。
長くなってしまいましたが、今年度もOKRをよろしくお願い致します。
活動のラインナップ
各温泉地との連携活動の他、通常活動は以下の通りです。
湯巡り
6時限後、有志が引率して東京近郊のおすすめの日帰り温泉や銭湯に行きます
授業を頑張った後のご褒美の温泉はやっぱり最高です!
合宿
夏と冬の長期休みに合宿を行っています。合宿で向かう温泉地は、行きたい温泉地を募集しテルメバトルといったプレゼンを行ったりして決めています。
ミーティング
年に数回のミーティングでは、各温泉地との活動報告や、次の合宿の行き先決めなどを行います。昨年度は、ZOOMを利用したオンラインでの活動が多かったです。
今年度の活動
オンラインでの活動をメインに随時更新予定です。